花屋バイトの時給や仕事内容、人間関係についてご紹介!
花屋のバイトは、花好きの女性にとってはあこがれだと思います。
しかし見た目は華やかな花屋のバイトですが、力作業や女同士の人間関係など、厳しさもあるようです。
そんな花屋のバイトの時給や仕事内容、人間関係について、30代のときにバイトしてたmocoさんに聞いてみました。
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花屋バイトの時給はいくら?
地域 |
時給 |
---|---|
地方 | 750円 |
昇給はある?
ない
深夜時給アップ
ない
花屋バイトのまかないは?
まかないは?
飲食ではないのでまかないはありません。
イベントの日などは差し入れがあったり、ランチをご馳走になることがあります。
従業員特典は何がある?
花の値段を通常の販売価格ではなく社割で購入できます。
また、悪くなったり痛んで商品にならない植物や花を譲っていただいたり格安でいただいたりすることがあります。
花を通じて花の技術は勿論、花の流通全般を知ることができます。
花屋バイトの男女比と年齢層は?
男女比
1-9で女性多め
年齢層
フリーターとパートのおばちゃんが半々くらい
高校生でも働ける?
NO
花屋バイトの具体的な仕事内容は?
バイトであっても朝一での出勤の時には、各お店(スーパーなど)の運搬全般をします。
時にはその店の要望を聞いたり連携を図りながら、上の担当者に連絡し相談することもあります。
そして、ミーティングの後は指示された流れで動きますが、開店準備全般をします。
キーパー内の花の容器の水換えと悪くなった部分の花のお手入れや新しい花を店にだす準備をします。(トゲをとったり、水揚げが必要な花は下処理をしたりします)
店内の電気やBGMを流したり、中と外の観葉植物全般の水やり、店内と外の掃除は毎日です。
そして、お客が来たら接客しながら要望を聞いて花束を作ります。
自分一人の時には会計をすませて、花束を作ります。
慣れてない人は、空いた時間にリボンの作り方の練習、花束の組み合わせ方、ラッピングの仕方すべての練習をしたり時間はかかっても一つの商品を作り上げる作業をしていきます。
お客が快く車に乗ったりするところまでお見送りもします。
お客がいない時には、明日のスーパーの準備をしたり、店内のレイアウトを相談しながら変更したり、パソコンを使ってPOPを作ったりデータを処理もします。
また、正午前後には葬儀が入る為、生花を持って行っている葬儀場へ早めに入り、霊柩車の発射の音がすると同時に室内の生花スタンドと共に外へ出します。
とても体力の必要な作業です。
そして、そこに参列している皆様に花を選び花束を作成します。
掃除をした上で店に帰ってきたら、葬儀場の荷物などすべて後片付けをします。
休憩は、バラバラです。
お客が優先なので店の対応と葬儀場の対応と両方を臨機応変に進めていきます。
他のバイトの方や正社員の方などとも連携しながらですが、支店があったので、そことも連携しながら時にはその支店先に行って、葬儀用の札を作ったりと指示されたことのお仕事をすることもありました。
また母の日、お盆、彼岸の中日、お正月、入学卒業シーズンは特に母の日は大忙しです。
商品を作る数がとんでもなく多いからです。
その日の一日は、普段の仕事とは異なります。
メインはイベントなので、葬儀のお仕事も同時に入ります。
その間もずっと接客で忙しく、商品がなくなる前に製作し、各店舗へ配送運搬したりと、いつも以上に仲間と連携やりとりしながら最後まで目標達成までやりきる笑顔と体力勝負のお仕事です。
このバイトの大変さを10段階評価するといくつ?
(目安:試験監督は1、引っ越しは10)
8
楽な時間帯はある?
朝一で出勤の人は、店の開店だけでなく小さな花屋は、花を置かせてもらっているスーパーなどの店に毎朝持って行かなければなりません。
帰宅する時間を逆算して、キーパーから花を積み込みスーパーへ持って行き準備をして記録とともに終えてから開店準備に入ります。
また、お店だけではないので、葬儀が入ると入った瞬間からとても忙しくなります。
近くの葬儀場ならよいですが、遠くの場合とその本数によってはとても体力を使います。
お店の方で午後の時間帯などお客さんが比較的少ない場合は、POPを書いたり店内のレイアウトを考えたりイベントに向けての準備をゆっくりと考えることもできます。
慣れた作業であれば簡単ですがどれも楽とは言えません。
花屋バイトのシフトの自由度や髪型の制限、勤務可能時間帯は?
シフトの自由は効くか?
シフト体制は面接時の条件できいてもらえるところとそうでない部分があります。
繁忙期などは準備に大忙しなので、母の日や彼岸の中日などのイベント1週間前頃は休みを取るのも難しくなります。
繁忙期とそうでない時期があるので、イベントではない時などは個人であれば比較的パートアルバイトは融通が利きます。
髪型髪色ネイル等に制限はある?
服装は店から指定されたシャツだったりエプロンだったりがある場合があります。
指定されたもの以外は私服なのですが、花を綺麗に見せるために店員の格好の色合いも派手な色(赤やピンクなど)は避けて、花の色合いを邪魔しない黒系の格好で統一されていました。(紺色・茶色・グレー・黒色・ベージュ)などでした。
パンツもジーンズは禁止でチノパンや綿パンでした。
靴はすぐに汚れてしまうため、履きやすく動きやすいスニーカーが便利でした。
勤務可能時間帯は?
お店が開店する1時間前の8時から閉店後の19時までです。
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花屋バイトの役割ごとの向き・不向き
私はパソコンが得意なので、葬儀用の札やお祝いの札づくり、POPやメッセージカードの作成をよくしていました。
またデータを集計しまとめて、営業のデータで使えるものを作成したりもしました。
お花が好きな人が集まっていますが、花束やアレンジメントは慣れていないとすぐには出来ません。
日頃から空いた時間で練習したり資格を生かすことで慣れていきます。
決まった型がないと難しいとか選ぶのが苦手だとお客の要望に応えるアドバイスで商品として作ることが出来ないかもしれません。
また、花屋の仕事内容で触れましたが、店だけでなく結婚式や葬儀で大量に使用されます。
お店だと花の知識やお手入れからリボンや製作全般、接客技術も磨かれます。
葬儀関係になると生花をさす技術は勿論、祭壇を製作することも含まれるのでアートが好きな人は特殊な世界ですが技術や実力を磨いていける分野です。
しかし、体力が必要なので体力に自信がない人は、きついと思います。
また、冬場は水を扱います、とにかく暑さが苦手な花にとって冷たい場所で作業することになります。
寒さの厳しさ、体力の厳しさありますが、全体的にかかわっていくと得意分野がわかってくるので、得意なところから自信をつけていくと楽しくなってくると思います。
営業が得意な人は、販売戦略として花の値段や仕入れ、販売金額等自分で考えることができますし、POP一言でお客は購入するので得意な人にどんどん書いてもらうということをしていました。
花屋バイトの人間関係は?
バイト同士は基本ベテランと新人がいます。
人間関係はとても難しい時があります。
大きな会社では、きちんと管理されていたりしますが、小さい規模となるとちょっとした出来事が大きくなったりします。
支店が違うと一緒に仕事をする機会が少ない方もいらっしゃいますが、同じ空間で働く人たちの中に自分よりはるかに若い年代とのコミュニケーションが難しいと感じていました。
高校卒業したばかりの子たちの会話と激しい言葉遣いについていけずストレスを感じたことがあります。
また、上司は厳しくも優しいので良かったのですが、陰で色々言われることは心外だったので問題を上に報告しましたがなかなか解決が難しい面もありました。
言葉遣いや裏での悪口を聞くと聞いているだけでも気分が悪くなったものです。
円滑な人間関係は大切です。
これから花屋でバイトをする人に向けて先輩からアドバイス
花屋でのバイトは、お花が好きだから興味があるからと入ってくる人がほとんどだと思います。
その中で、私が感じたのは作業と違い技術を日々磨いていく時間をかければかけるほど磨かれる職業の一つではないかと思いました。
お店といっても流通から接客、店内のことまで幅広く関わる仕事です。
小さい企業であれ、大きな企業であれ、それぞれがそれぞれを担当すればよいというわけではなくマルチで活動しなければいけない部分がたくさんあります。
しかし、関わる全ての人に笑顔を与えてるのも事実です。
お花のエネルギーは素晴らしいです。
それを循環させる役割がお花屋さんにはありますよ。
興味を持ったら、町のお花屋さんに応募してみて下さい。きっと、新しい世界が待っています。
たくさんの経験とたくさんの技術を学べる環境があります。
花が好きな人はみんな優しいですし、優しい気持ちで循環しています。自分の才能やデザイン力や創造性を生かしてください。
心から応援します。